47都道府県の焼酎と30種類の梅酒が飲み放題!呑みたい人も食べたい人も大満足の、お得なコースメニューをレポート。「酒葵(しゅき)」【神楽坂・飯田橋】
ちょっと敷居が高そうなイメージのある神楽坂エリアで、お酒・お食事・コスパ、全てにおいて大満足のお店を発見!
神楽坂通りを一本中へ、本多横丁沿いにある和食居酒屋「酒葵(しゅき)」は、47都道府県全ての焼酎に、30種類もの梅酒を取り揃えた、お酒好きにはたまらないお店です。
さらに、お酒に合わせるお食事メニューも、単品からコース料理までこだわりのものが勢ぞろい!
この日は、お仕事帰りのサラリーマンで賑わう平日夜に、職場の先輩と4名で来店。
6人まで限定のお得なコースメニューで、お酒とお食事をたっぷり味わってきました。
焼酎と梅酒で実施中の、楽しくお得なスタンプラリー施策も必見です!
飯田橋・神楽坂エリアで気軽に立ち寄れるオススメのお店。
早めに仕事が終わり、お店に入ったのは18時頃。
店内は、落ち着いた雰囲気。神楽坂の大人なイメージとマッチします。
我々の後も、お仕事帰りのサラリーマンが続々と入店、19時を過ぎる頃には店内は満席に。気軽に立ち寄れる雰囲気のお店なので、常連さんも多いようです。
賑やかながら、隣のテーブルとはほど良い距離。ゆっくりお酒とお食事を楽しめそうで嬉しい。
お店の人気メニューを集めました!オススメコース料理を徹底紹介。
さて、今回いただいたのは、お店の人気メニューづくしの「椿(つばき)コース」。
お料理8品に、ビール、ワイン、日本酒、自家製サワー、47都道府県の地焼酎、梅酒30種類など、計100種類のお酒が飲み放題と、かなり盛り沢山な内容ですが、これで税込4,980円(飲み放題3時間・2時間半ラストオーダー)というから驚き!本当に良いんですか...?
早速、気になるコース料理をご紹介していきます。
まずは乾杯!
日替わりのお通しから順にお料理が登場。
お料理は、お店の人気メニューとスタッフさんのオススメメニューから構成されているそう。飲み放題付きなのもあり、単品で頼むより断然お得です。
「酒葵の〆さばは、限りなく生に近いのが特徴なんです」と、お料理を運んでくれた店長さん。
確かに、食べてみるとお刺身に近い!さばが新鮮で、技術があるからこそのメニューですね。まずはこちらで一杯目のお酒を楽しみます。
出し巻き玉子 おろし添え
玉子焼きはふわふわ。長芋が入っているそうで、軽い口当たりです。
生ゆばサラダ わさびドレッシング
ゆばのトロトロと、大根など野菜のシャキシャキ感がベストマッチ!わさびが効いたドレッシングもお口をさっぱりとさせてくれます。余談ですが、お酒を飲む時は、最初に野菜をしっかり食べると、お酒の吸収が緩やかになるので良いそうですよ。
蓮根の海老しんじょう
すり身は、海老100%!海老の風味と、厚めに切った蓮根の歯ごたえの組み合わせは、お酒にぴったり。
そろそろ焼酎いこうかな?と先輩が焼酎をオーダー。ここから色々な焼酎をオーダーしていくのですが、気になる焼酎や梅酒のラインナップについてはこの後じっくりご紹介します。
厚切り牛タンステーキ 柚子胡椒添え
この日のメンバー、女性は私一人だったのですが、一番嬉しかったメニューがこれ。他のお肉は胸やけして量を食べられなくても、牛タンは何故か食べられるという方、いませんか?柔らかくて食べやすい、かつ、厚切りで食べごたえも抜群。添えてある柚子胡椒を付けていただきます。
先輩も「ここでお肉欲しかったー!」とさらに焼酎をオーダー。確かにこのお料理も焼酎と合いますね。私もつられて焼酎を物色。
名物石焼き飯 しらす飯
お魚・お肉・お野菜とバランス良く、さらにお酒との相性もバッチリなお料理に、先輩達も私も大満足。しかし、ここで満足するなかれ。さらに美味しいご飯料理が待っていました。お食事最後の焼き飯は、しらす飯・牛すじ飯・真蛸飯の3種類からチョイスが可能。
この日は、お店でも人気のメニューとのことで、しらす飯をオーダーしました。
熱々の石鍋に入って運ばれてきた焼き飯。上にはしらすがモリっと乗っています。
この焼き飯、何と3回味変(あじへん)ができるそう。なんだかひつまぶしを思い出す展開。
まずは「特製だし」を入れて先輩が混ぜ混ぜ(すみません)。おだしがジュ―っと焦げて、良い香りが立ち込めます。
うーん。優しい味で美味しい!皆無言でホクホク食べ続けます。
次に入れるのは、何と「酒盗」。土佐名物のかつおの塩辛だそう。お酒好きな人にはたまらない組み合わせ。「これ、また焼酎頼もうか...」と次々手が挙がります(笑)。まさかのご飯料理で焼酎大量オーダー。
そして、最後は「チーズ」。もう、先に入っている酒盗と合わないわけがないですよね。チーズのコクがプラスされ、最後にふさわしいまろやかな味わいに。
正直、ご飯まで全部食べられるかな?と思っていましたが、問題なく完食。
デザート
そして、本当の最後!女性には嬉しい「別腹」メニュー、デザートも。
紫芋のアイスか、きな粉と黒蜜のアイスのどちらかを、一人一つずつ選べます。
この日は4人いるので、どちらもチョイス。
熱々の焼き飯で酷使した口の中を、ゆっくりクールダウン。優しい和の味が広がります。
そして、甘いものに甘いお酒を合わせたくなり、ここで梅酒をいくつかオーダー。しかしお酒が進みます。
ご馳走様でした!
通常、居酒屋だと、お酒のメニューが多い場合は、お料理メニューが呑兵衛向けでちょっと物足りなかったり、お料理多めのコースだと、選べるお酒が少なかったりしますが、こちらのコースは食べたい人、呑みたい人、どちらにもオススメ。
この日は男性が多いグループでしたが、女子会にも是非!
※「椿コース」は最大6名様までのコースとなります。
豊富すぎる飲み放題メニューで、お酒とお料理のマリアージュを楽しもう。
今回オーダーした「椿コース」は、飲み放題メニューの多さも大きな特徴。
中でも、47都道府県全ての地焼酎と梅酒30種類は、お店も自慢のラインナップなので、是非積極的に頼んでみてください。
地焼酎は、こんな感じで、各都道府県から選りすぐりのものをチョイスしています。
芋・米・麦はもちろん、ごぼう焼酎(白髭・三重県)や梅種とお米の焼酎(風待草・和歌山県)、落花生焼酎(ぼっち・千葉県)など、変わり種も。
風待草は、梅の味がしっかり!甘くて飲みやすい。
料理に合わせてお酒を選ぶのも盛り上がります。スタッフさんは皆さんお酒に詳しく、オススメを聞くと丁寧に教えてくれますよ。
海老しんじょうにはさっぱりめの焼酎ということで、新潟の米焼酎「宜有千萬(よろしくせんまんあるべし)」を。八海山で作られているお酒です。
牛タンステーキには、お肉に負けない味の「黒瀬太左衛門」。愛知県の芋焼酎です。コクがあり、お肉と合います。
焼酎初心者さんや、多すぎて迷う!という方のために、スタッフさんにオススメ焼酎を聞いてみたところ、「芋なら鳴門金時里娘(徳島県)、麦ならクセがない黒閻魔(大分県)、米なら先ほどご紹介した宜有千萬(新潟県)です」とのこと。参考にしてみてください。
焼酎は、47都道府県の地図に掲載されているもの以外にもラインナップ多数(飲み放題対象外)です。
梅酒も、「マンゴー梅酒」や「n.e.oジンジャー梅酒」など、気になるものが沢山。飲み放題なので、飲める範囲で色々と頼んでみました。
私が一番気になった「パクチーde酒」と、女性が喜びそうな「コラーゲン入り 梅美人」。「パクチーde酒」は、パクチー好きとしては飲まないわけにはいきません。
パクチーの匂いが香る香る!でも、飲んでみるとそこまでパクチーの味は強くありません。爽やかなパクチーの風味がふわっと鼻を抜けるかな?程度。
「コラーゲン入り 梅美人」は、飲みやすい梅酒。健康や美容が気になる女子はこちらを是非。
他に、先輩が「自家漬け レモン酒サワー」もオーダー。「さっぱりきりっとしているよ」とのこと。甘すぎなくて飲みやすいそうです。
最後に、こちらは飲み放題メニューにはないのですが、どうしても気になってオーダーした「サングリア」。果物がゴロゴロ入ってます!先輩に持っていただき撮影。
みんなで集めれば盛り上がる!焼酎・梅酒スタンプラリーとは?
お店のメニュースタンドには、こんなスタンプカードが。
こちらは、47都道府県の地焼酎、30種類の梅酒が対象のスタンプラリー施策。
グループで集めてもOKなので、みんなで色々頼んで、どんどん集めてみてください!
スタンプラリーは、コースメニューも対象。つまり、飲み放題で頼んだお酒でもスタンプを押してもらえるという太っ腹さ!
このスタンプラリーを集めるために、足しげくお店に通うお客様も多いそうです。
ちなみに、スタンプを全て集めると、焼酎は「赤霧島」の一升瓶か、「百年の孤独」のボトルを、梅酒は30種類のラインナップの中からお好きなボトルを1種類いただくことができます。
「特に焼酎は日本地図になっており、お客様それぞれの出身地から頼んだり、北から順に、南から順に頼んだりと、様々な楽しみ方ができるので、テーブルごとに盛り上がっていただいています」と店長さん。
我々も、この日の飲み会でこんなにスタンプ貯まりました。こうなったら全部制覇したい。近いうちに第二弾、計画します!
お1人様でも、貸切でも。どんなシチュエーションでもOKです。
今回ご紹介した「椿コース」は、予約なしでも対応可能。急な飲み会でこのクオリティのコースをいただけるのは嬉しいですね。ただし、お店自体が混雑しているので、予約をするのが確実とのこと。
コースメニューは、他に2時間飲み放題で税込3,980円と、さらにリーズナブルなコースもあるそう(ただしお酒のラインナップは減ります)。
また、35人までなら貸切対応もOK。コースや飲み放題の内容は、お酒の在庫状況などに合わせて応相談とのことでした。
店内は、カウンター席もあるため、お1人様でも来やすい雰囲気。カウンターは居心地がよいのか、一度座ったお客様がリピーターになることも多いそうです。
美味しいお酒とお料理を堪能し、本当に楽しい夜となりました! スタンプも集めたいし、同じメンバーでの再訪は決定。焼酎好きな女友達も連れていきたいなあ...と、色々思いながらゆっくり神楽坂をお散歩して帰宅しました。
Trees神楽坂
「渋谷→恵比寿→神楽坂」
これは「デートスポット黄金の3ステップ」と言われているらしい。
昨日、妻子持ちと、自由人の友人に焚き付けられた。
今僕は30歳で、いろいろと決めなければいけない時期にきている。
3年間彼女はいなかったが、年齢も年齢だし
そろそろ結婚を前提にしたお付き合いをしたいと思っている。
実は今、候補の人がいる。
異業種交流会で知り合った人材会社のコーディネーターをしている33歳。
優柔不断の僕を優しく後押ししてくれる。
そしてこの人は真正直で、ブレない。
人とぶつかることがあるから、そのときは僕が力になってあげられると思う。
今回、3回目の食事をする。
ここで勝負を決めようと思う。
場所は神楽坂。
以前から神楽坂は候補に上がっていた。
彼女は割と日本の文化や伝統にも興味があり、大学が近くだったということもあり
思い出も多いのだという。
過去をいろいろと教えてもらいながら、未来の話をしよう。
1軒目はもう決まっている。お酒が好きな彼女は自分で見つけて、もう予約もしてくれた。
問題は2軒目で、僕が探すことになっている。
しかし、、、わからない。
そこで僕は、google先生に聞くことにした。
「神楽坂 デート 2軒目」と。
いきなり出てきた
【神楽坂】おじさんが女性に「美味しいお店につれてってく・・・
は一度スルーした。後で読もう。
その下に出てきた
神楽坂で2軒目に訪れたいバー12選
これは参考になりそうだぞと。レッティーだし。
そこで「トゥリース」という店が出てきたので、クリックしてみた。
そうか、2軒目でもお酒だけじゃなく料理は食べたいからね。
イタリアンだから、重たくないだろうし。結構味の評価高いな。
インスタでも見てみよう。
ほー、プロポーズにも使えるのか。これはいいぞ。
秘密基地。これはどうしても惹かれてしまう。
彼女も好きだぞ、間違いなく。
よしここにしよう。
だけど、念には念を。一度試食しに行こう。
ということで、会社の仲のいい同期を誘って、会社帰りに食事をしにいくことにした。
最寄りは飯田橋駅。歩いて5分。
神楽坂らしいというのか、風情と歴史ある建物の間の小道を通って、
若干迷いながら、トゥリースを見つけました。
30男二人、一瞬たじろぎました。
しかし一歩足を踏み入れると・・・
もう秘密基地感満載です。
半分ワクワク半分コワゴワ下っていきます。
入り口を開けると、オシャレなバーカウンターがバーンと。
正直ここで僕は落とされてしまいましたが、ダメです、本番(?)はここからなのですから。
席に通されると、この雰囲気。
「この証明の当たり具合、席の距離感は完全に計算されている」
とすでに2人の子供を持つ友人Aは評論しました。
席はこのような感じ。
ちなみにソファーの座りごごちも完璧に計算されています。
言葉に表現できず、申し訳ありません。
「とりあえずビール」
と言ったのは友人Aです。
カールスバーグです。安定のスマートな美味しさです。
店員さんにお聞きし、デートで喜ばれる料理を出していただくことにしました。
(僕たちは食事も兼ねているので、デート1次会という設定になってしまいました苦笑)
まずはこちら、前菜の盛り合わせ 1880円
・福岡産 ハタのカルパッチョ
・空豆とスナップエンドウ 豆乳のバーニャカウダソース
・鴨の自家製スモーク
・パルマ産 生ハム
・ピクルス
どれも美味しかったけど、個人的な一番はスナップエンドウ。
実家がレストランの自分には分かります。この店は信用できると。
次は、ハマグリと竹の子のカルトッチョ(包み焼き)1250円
春、竹の子。
イタリアンとはいいながら、そこに旬の和ものを合わせる。
白ワインで蒸しているということですが、
イタリアンと和が調和している感じがしました。
美味しかったです。
これはイタリアンっぽかったです。
僕が感動したのはパスタでした。
もちろん魚介はそれぞれ美味しかったのですが
パスタが、一本一本が”活き”ています。
次、イベリコ豚ベジョータのハーブグリル バルサミコソース 1980円
イベリコ豚、よく聞くけどそんなに食べたことがない。
分かりました、人気の理由が。
噛みごたえと肉そのもの(赤身)の味。
バランスが非常に取れています。
(と食レポで言うのを、なんてセンスがないんだと思っていたのですが、同じ表現しかできなくて残念です)
そして野菜です。
一つ一つ抜かりがありません。
どれも美味しい。
最後、秋田産 かづの牛のタリアータと春野菜のグリル 3450円
このかづち牛は年間出荷50頭のみで、
赤身の純粋な旨みを堪能できる希少和牛とのことです(店長説明)。
「これは赤ワインを頼まなきゃ」
という友人Aの掛け声で
赤のグラスワイン「ラ・クロズリー・デ・リ ピノ・ノワール」
をオーダー。
ピノ・ノワールはフルーティーでソフト、僕は物足りなくなる印象だったのですが
このワインはそうではなく、しっかりと「地に足着いた」味わいで、満足でした。
このタイミングでたまたまマネージャーさんが席に挨拶をしに来てくださりました。
いろいろと質問してしまったのですが、一番印象に残ったのは
「自分がOKしないものは、出させない」
これが「こだわり」
この「こだわり」のある店が僕は大好きです。
僕の取り分はこれ。
トリュフもあります。
本当に美味しいかづち牛。
まずしっかりとした噛みごたえがあること。
そして、肉そのものの味があること。
さらに、油っこくないので・・・
あっという間に最後の一切れになってしまいました。
友人Aの皿を見ると・・・
はい、彼も同様に。
「冷めちゃうから早く食べたほうがいいよ」
と言っても
「いや、もったいない。もう少し後で」
その後15分間・・・
僕の「3ステップ目」に関してアドバイスをしてくれた後に
最後の一口を食べて
「あー美味しかった」と
彼は言いました。
もう言わずもがなですが(笑)
僕の「3ステップ目」のその「裏」は
神楽坂トゥリース(Trees)さんにしました。
この席です。
正直結果はどうなるか分かりません。
けど、フロアの方々のサービスもとても良くて安心できることが分かったので
ここなら賭けられると思いました。
優柔不断の僕でも決められる気がします。
どうぞ応援のほど、宜しくお願いします!